なぜカナダに留学したの?

私は高校を卒業してすぐ一人でカナダに留学しました。私の通っていた女子高はほぼ全員が大学や短大に進学する学校でしたが、私には日本の大学に進むことが自分の道でないと感じました。何を勉強したいのか、将来何になりたいのか分からないのに、大学名だけで学校を選ぶことに納得できませんでした。

 

カナダのエドモントンに遠い親戚がいたので、私は語学留学することにしました。親と相談して慎重に決断したのではなく、直観的に「これしか私の将来はない」というような頑固さで、パスポートや学生ビザ、入学申請などの準備を一人でしました。親戚の家には2週間ぐらいお世話になり、その後は大学の寮やルームメイトと一緒にアパートをシェアしました。英語とTOEFLの勉強を一生懸命しながら、いろいろと考え悩んだ1年間でした。

なぜ私はみんなと同じような軌道に乗って進めないのだろう?

自分の道は何だろう?

なぜ生きているのだろう?

 

その時の私は未熟で無知だったけど、とにかく精一杯生きればいい、という結論にたどり着きました。

 

その後カナダの大学へ入り、何度か専攻を変えて心理学部を卒業しました。最初は自分の小さな殻の中で必死に生きていたけれど、少しづつ私の世界が広がっていきました。そして自分の道が自然に切り開かれていきました。様々な人種や文化の友達ができ、いろいろなアウトドアのスポーツや芸術に興味を持ちました。

 

カナダは移民の国なので、私は自分が日本人という意識は余りありませんでした。人種や性別を問わず、みんなが私の友達だと思いました。そして気が付いたら20年以上もカナダに住んでいました。

 

今思えば、18歳の時にカナダに行ったのは直観に導かれたからだと思います。そしてカナダで後に私はイギリスに住んでいる私の師匠、マタ ヨガナンダ マハサヤ ダルマさんのことを知り、導かれました。 

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